結婚10年目の足跡

7月7日という超が付くほどベタな日に、記念すべき結婚10周年を迎えました。

 

2008年7月7日、品川区役所で夜間婚姻届けを出し、

その足で東急大井町駅前の韓国焼肉屋で祝杯をあげた日から、なんと10年も経ってしまいました。

 

長いようであっという間だったなぁ。

 

23歳で結婚→24歳で妊娠→25歳で出産という、

一見、順風満帆そうに聞こえる結婚生活ですが、

この10年、とくに20代の頃は常に、何者かになりたい自分と、

そう簡単には自由にさせてくれない子供や自分の置かれた立場との葛藤だったような気がします。

 

色々悩みもがきながらなんとか頑張ってきた10年でしたが、

遠くばかり見て、一番大事な役割から逃げていたな、と、

情けないですが、今は家族として自分の役割を思いっきり全うしたいような、不思議と腹が据わったようなそんな気持ちです。

遅いか(笑)

 

 

女性ならではだと思います。

仕事や夢、自分の自由が、

旦那さんの仕事や子供の世話、住む場所に左右されること。

その悩みは、住む国は違えど常に自分につきまとっていました。

 

正直、素敵な家庭像や心の自立とは程遠く、家族のせいにして不満たらたらの時もありましたが、

多少なりとも紆余曲折し、大変な時期を乗り越えて、なんだか一周まわってすっきりした感じ。

今は心から、可愛い子供達と優しい旦那さんに感謝しています。

 

 

この左にドーンと立ついつも変わらぬ彼は、わたしの友人であり仲間であり恋人であり夫婦であり、

まぁつまり、とてもピッタリの相方です。一緒にいたら、やっぱり面白いし笑いが絶えません。

このブログを書いてる今は、息子たちとお笑いサッカーしてくれてます。

 

 

 

この自分の10年の足跡を振り返ってみてみると、

この人に支えられ、導かれ、

彼はわたしに、人とは全く違う、色濃いステージを用意してくれたように思います。

これからは気張らずに、肩の力を抜いて人生を楽しんでいこうと思います。

 

 

 

お花見に来た、さくら満開の多摩川沿い。

MAMIYA67という中判のフィルムカメラを持って、ほとんど無茶振りで通りすがりの人に撮影してもらった、

10年前の若かりしわたしたちを載せておきます。

 

やっぱり写真って残しておくもんだなぁ。二人とも10年分若い。