ザンビア旅の後半では現地の国境の村カズンクラで青年海外協力隊で活動されているともみさんを訪ね、またともみさんのご友人の村を訪ねてきました。
カズンクラの中心地からさらに車を走らせて、途中、車を降りて徒歩で歩いて行きます。
ずーっと続く草原。
木の棒を見つけては侍ごっこをする次男。奥に見えるのはヤギの群れ。
みんなでぞろぞろ歩きます。日差しがすごい。
こちらが本日お世話になる、ルディアさん。
お尻フリフリしながら歩く姿。可愛い❤️
ルディアさん、振り向くハートかわいい❤️
ルディアさんのお家に到着。キッチンで娘さんが料理してくれてます。
キッチンは基本、壁なしです。モザンビークの村と同じ。
トマトに玉ねぎとにんにくを油で炒めます。
モザンビークでも良く食べるやつ。お肉なくても美味しいよ。玉ねぎたっぷり炒めるのがコツ。
ご飯は、シーマ・かぼちゃの葉っぱの炒めたの・ルディアさんちの自然鶏・さっき作ってくれたトマト炒め。
シーマはモザンビークでも食べるのですが、わたしはいつも市販のシーマしか食べたことなく。
今日のは自家製(とうもろこしを挽いて粉にしたもの)なので、ちょっと全粒粉っぽい雰囲気のシーマでした。
おいしかった。
そしてなんとモザンビークではスプーンとフォークを使って食べるのが基本だったのですが、
こっちでは手で食べるそう!
もちろん水は貴重なので、ピッチャーにいれた水をたらいの上でちょっとずつ手を洗います。
いつもは手で食べたら怒られる子供達も、今日は手で食べました。
美味しかった〜
食後は特製ドリンクMunkoyo (ムンコヨ)を。
これはさっきのシーマの原料のメーズの粉と木の皮で発酵させて作った乳酸菌ドリンクで、
砂糖をいっぱい入れて飲んだら、ヨーグルトと甘酒を混ぜたような味がしました。
食後は長男は子供達に混ざってサッカー。
それからご近所さんへ散策へ。
集落のように何軒かの家が寄り集まってできてます。
木の下で彼女はマットを作っていました。
上手に作られます。
モザンビークの村でもそうでしたが、こっちでも家は手作り。
全部土に還るものでできています。
土壁は、砂と水を練ったものを木材の土台の上に塗って乾燥させていくそう。
糊素材は何も入れてないとのことで驚き!固まるそうです。
しかし雨期を経ると毎年どこかが崩れ始めるので、塗り足すそう。
ルディアさんが直接言っていたわけではないですが、たぶんモザンビークと同様、
自然素材でできた家は何年かで朽ちていくんだと思います。
そしたらみんなでまた作るんだと思います。
あかちゃんを抱っこするともみさん。
現地の方と、超仲良し。人柄が出ます。
これはトイレ。
ご近所さん。
子供達、誰や誰やこの外国人は〜!って思ている顔(笑)
でもね、この家の中には立派なテレビが!
この村には電気が送電されていないですが、ソーラー発電の機材が売られているそうで、
大量に使用しなければシンプルな電源なら取れるそうです。
タイヤで遊ぶ少年たち。
教えてもらう次男。
水汲みする少女。
テクテク歩いて帰ります。
棒が大好きです。
大事な時間を共有してもらえて、本当に嬉しい。
仲良し二人◎
看護師として地域の医療センターで様々なことをして働く彼女。
この日はたまたま乳幼児健診の日だったのでちょっと撮らせていただきました。
ここがクリニック。
たくさんの村の人が来られていました。
ともみさんのような素敵な方が、こうして案内してくださったからできた旅でしたが、
モザンビークとザンビアの共通点や違いも見て取れたり、
ルディアさんのご自宅にもお邪魔させていただいたりと楽しくゆったりとした旅になりました。
やっぱり旅は、現地に住む人とすると全然違ったものになる。
出会いを大切に生きていきたい。