モザンビーク音楽撮影で思うこと

Bom Dia Tudo!

 

2月21日に、マプトのフレンチカルチャーセンターで行われるライブのプロモ撮影をさせていただきました。

ベルギー、南アフリカ、そしてモザンビーク勢のコラボプロジェクトということでどんな音楽が創られるのか実に楽しみであります。

海辺の街マプトで、大きな海を背景になんか象徴的な写真だなと撮らせていただきました。

 

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マプトにきて早10ヶ月。

少しずつ他者から撮影をお願いしていただくようになってまだ数ヶ月ほどですが、

写真やビデオのテイストを気に入ってもらえたのか、

撮影後みんなでお昼を食べていた時に、「君を僕たちのプロジェクトメンバーにしたい」という言葉をいただき、

なんかようやく居場所ができたなぁという感覚が湧いてきました。

 

学生であったり仕事をしていたりすると、

自分はOO屋です。OOに所属しています。という名目があるだけで、新しい場所にもスッと馴染めたりすると思います。その逆もあって、OOという枠から出てこれなくてそれ以上の関係を築けないというトリップもあって、どっちがいいとは言えないのですが。

 

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いずれにしてもベーシックな事実として、人間は役割が与えられた時に輝くものだと思います。

周りが必要としていることに、自分が出せるエッセンスを加えて交わった時がベストだと思います。

 

OOですと名乗るものがない辛さは、ジワジワとしたキツさがあって、

そういうのに悩まされている人も実は世には結構いるんじゃないかなと思います。

事実わたしも、マプトにきたばっかりの時はその辺のギャップでかなり揺れました。

 

 

大切に築いた過去は過去で事実だし、出した成果は揺れ動かぬ実績とはなりますが、

しかしやはり大事なのは今であって、過去に縛られるんじゃなく、今現在を生きてたい。

 

 

私の場合は日本(第1章)とカンボジア(第2章)という、なんか自分にとってはものすごいエネルギーの塊があって、

それはそもそも人と比べられるものでもないし、周りと一緒に創ってきた大切な日々だったんですが、

それに今が縛られるのはなんか違うなと思っています。

 

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じゃあどんな行動が「今ここ」へと導いてくれるのか。

すぐにわかればいいのですが、簡単に効く薬のようなものはなかなか見当たらず、気づくと泥沼にはまっていたりしがちですが、たぶん、

 

ここでしかできないものを楽しんで、

ベクトルを自分ばかりではなく周り向けて、

気楽な気持ちで、

ここで必要とされていることに応じていくと、

 

知らぬ間にいい波に乗れるのかもしれないなぁと思います。

 

 

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