せっかくモザンビークの土で焼き物を作るんだからと、ポルトガル語で一言ずつ入れてみる。
ドリッパーに彫ったのは、
ポルトガル語でおはようという意味の”Bom Dia!” (ボン・ディア)という言葉。
直訳すると、「いい日」という意味になる。
「おはよう!」ではなく、「良い一日を!」という意味の言葉で声を掛け合うのであります。
そして、ミルクピッチャーには
「元気ですか?」にも、「元気ですよ!」にもなる言葉、
“Tudo Bem!”(トゥード・ベン!)を。
直訳すると、「全てOK!」「全て良し!」という意味。
こっちではみんな、いろんな状況で、
“Tudo Bem??” “Tudo Bem!”と言い合っている。
「大丈夫?」「大丈夫!」
という意味にもなるのであります。
色々あるけど、この二つの言葉をモットーにしてたら
笑顔で生きていけそうだなと思う、シンプルな言葉。
コーヒーシリーズ、
ドリッパー、ジャグ、ミルクピッチャーまで作ったけど、
つぎはやっぱりマグか、
シュガーケースか、
モザンビークでの陶芸、しばらくこのシリーズ続きそうです。
それにしても手びねりで作る陶芸、なかなか難しい。
土に小さな石や砂利みたいなのが入っているので、すごくやっかい。
モザンビークの土なんでらしさがあっていいのかもしれないけど、繊細なものを作るのには向いてないんだろうなぁ。
この後1回目の焼成に入り、その後釉薬をかけて2回目の焼成をして完成。
さぁ。いつものおまじない。
「割れませんように?」