なかなか野菜が育ってくれないので、いろいろ調べているうちにコンパニオンプランツという言葉に出会う。
昔アメリカ人が住んでいたらしいこの家には、謎のスペースがいっぱいあります。
この写真の庭を臨むカメラの手前には謎のバースペースがあって、そこでいつも珈琲飲みながら畑作業したり、休んだりしてるんですが、
ここにネット回線も引いたら最高だなと目論み中。
もうそしたらわたし庭から出てこれないかもしれない(笑)お尻から根っこが生えそう。
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さてさて「コンパニオンプランツ」とは何ぞやというと、
違う種類の植物や野菜を共に(近くに)植えることで、
お互いの持つ性質で、お互いにいい影響を与え合いながら、植物が上手に育っていくサポートをすること。だそうです。
一種類の野菜に偏ると土壌にも負担がかかるそうで、虫の大量発生などにもつながったりするらしい。
そういった自然への負担を減らし、バランスをみながら多種目・少量を育てていくという方法らしいです。
それを読んだときに、あー、それうちでやってみたいなぁとなんか腑に落ちたので、早速できるところからやってみようかなと初めてみました。
農業に詳しい、知り合いのあゆみさんから以前、豆類を植えたら土壌の改善になると聞き、
それからコンパニオンプランツという言葉に出会って、
どんな野菜が合うかなと、やってみることに。
この写真は大豆(モザンビークでみつけたまだら模様の大豆みたいな豆)と、きゅうりの畝。
大豆はアニータの家に遊びに行った時にもらってきたものを植えた。
質問したらこの豆も枝豆みたいにして食べるし、その後乾燥させていわゆる大豆としても食べるそうです。
育ったらどんな枝豆が食べれるのか、超楽しみ。
こちらはハーブコーナーに、みかんといちご。
いちごはポツポツと実をつけてくれて、できるたびにその場で洗って1粒づつ食べてます。
人参の畝には、レタスと黒豆を植えました。
黒豆は日本からのお土産でもらったもの。
植えてみたらちゃんと芽を出してくれました。
豆類の育つ勢いが他と比べて、すごくいい。
この後どうなるのか見守っていこうと思います。
わたしの庭いじりに触発されてか、旦那さんも息子たちも参加するようになったのが、嬉しいことの一つ。
そもそも飲むことくらいしか共通した趣味がない私たちだったので、
一緒に何かをできるというのは大変嬉しいものがあります。
もともと庭師だった彼は、植物に大変詳しいのでいろいろ教えてもらってます。
写真は、腐葉土ができるかな?と試しに切った木の枝や落ち葉を集めてみることに。
こちらの空きボトルコーナーは、紆余曲折し、結局はやなぎに任せることにし、Yanagi Gardenになりました。
私:「やなぎ、ここ担当してな。さぁ何植えようか?」
ヤナギ:「ママは野菜とか食べれるものばっかりしか植えへんから、ヤナギは綺麗なお花が欲しいな。お花植えてもいい?」
とのことで、やなぎセレクトのお花を植えてます。
彼のおっしゃる通り。わたし食べれるものしか植えてないという。なんか自分の性格をみた感じ(笑)
花、植えましょう。大いにいいと思います!
通路もあるよ。
ラベンダー。咲くかな。広がるといいのだけど。
ケープタウン旅行で触発されて、ぶどうとレモンを植えました。
友人のあきこさんに千葉県産の落花生をもらったので、トマトとの相性抜群ということで植えてみましたが、まだ芽が出ず。
さぁ出てくるでしょうか。
庭はどんどん進化していくと思う。
工夫というのはなんて前向きな言葉なんだろうと思う。
いろんなことを明るい方向へ導く。
いつでもどんな時でも、素材は目の前に用意されていて、それをどうやって料理するか。
その柔軟なあり方は、
正義とも、主張とも、非難とも、否定とも、攻撃とも違う。
なんだかユラユラ揺れる柳の枝のよう。
弱そうに見えて決して折れない。
派手な美しさはないけれど、周りにそよそよと気持ちの良い風を吹かせる。
小さな箱庭に人生のヒントをみる。