モザンビーク生活6ヶ月目で想うこと

モザンビークに来て、早半年が経ちました。

稀有な経験をとどめておこうと始めたブログ、半年目の記録も筆をとります✒️

ちなみに3ヶ月目に書いた記事はこちら

 

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移住して3ヶ月目くらいまでは、まだまだいろんなことに慣れていく時期だと思いますが、

半年経つとようやくいろんなことに慣れてきたなーという感があります。

 

気のしれた友人もでき始め、土地感も付いてくるし、いろんなお店もだいたい一通り行ってみたり。

最初あんなにちんぷんかんぷんだったポルトガル語も少しニュアンスがつかめるようになってきました。

まだまだ使いこなせるというレベルではないのですが、多少コミュニケーションが取れるようになってきたかな、というところ。

言語の成り立ち方を体感として腑に落としていけているのが効いているのかなと思います。

最初の頃は、なぜこんなに活用する必要があるのか?なぜ言葉に男女別をつけるのか?

ほとんど言葉に原型をとどめず活用しまくるくせに原型がある意味はないんじゃないのか?

なぜ?なぜ?だらけで、一人でポルトガル語に対して怒ってました(笑)

その謎は今でも解けてませんが、支離滅裂に活用しまくっているわけでもなさそうなのがわかってきて、なんとなく納得してきた感じです。

 

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何よりホッとしているのが、子供達が楽しそうに学校に通っていること。

最初は学校に送り届けた後の、ポツンとした背中を見るだけで胸が押しつぶされそうでしたが、

慣れとはすごいもんで、なんだかんだ今では楽しそうに通っています。

今月から水泳教室にも通わせることになって、習い事的なものにまで行き始める余裕が出てきました。

私の場合は、昔から親の都合で子どもたちに散々苦労させてきたので、彼らへの罪悪感が大きな自責の念となって突然襲いかかってくることがよくあります。

なので学校が楽しいとの声を聞くだけで本当に救われています。

 

ただ、かなり勉強は大変です。想像以上です。

バイリンガル教育って響きはいいですが、両言語を身につけるのは、親子双方相当な努力が必要だと実感中。

しかも長期戦。これは試練だなと思います。

この点に関しては、今後どうなるかと不安を抱えながらやってますが、

“今の苦労は将来へのギフト”をモットーに取り組まないと、とここら辺でもう一発喝入ときます。

特に我が子の場合、なんでもスラスラ覚えていく容量のいいタイプではなく、その真逆をいってるのび太系小学生男子(トホホ)。

できるだけストレスなくこの長期戦と手をつないでやってくため、

まだまだ工夫の余地はあると思ってます。

使う教材で随分親のストレスは変わると実感しているので、これに関してはもう一回別の記事に書いてみようと思います。

 

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ちなみにわたし個人的なことでは、

カンボジア時代まではフリーランサーとしてバリバリ働いていたので、逆に何も仕事とかせずに毎日生きていけるんだろうか?

など要らぬ心配をしていたのですが、

庭仕事と陶芸を始めたことと、言語取得にけっこうなパワーが必要なことも相まってか、

かなり楽しい生活を送っています。

なんというか、これまでは誰かに依頼されて制作してきたのですが、それが自主的な創作活動に変わったという感じで、

むしろ制限がないだけに、より創るということそのもの、そして創るという時間を楽しめている自分がいます。

 

庭は、作物を育てて自然の仕組みみたいなものを体感できるのが、大きな学びになっています。

これまで自然や草花は存在や概念としては好きだったけど、実際に自分で手をかけて何かをしたことはなかったので、ここに来てようやくそれができるのがとてもうれしいです。

また植物を育てるだけじゃなく、庭の空間自体をデザインして構成していくのが、かなり楽しかったりします。

モザンビークにきて、庭の土と陶芸の土と毎日2つの土を往復してて、大変面白いです。もう爪の中真っ黒です。有閑マダムとはえらいかけ離れております。

 

正直自分はかなりむちゃくちゃな性格してますし、ざっくばらんだし、鈍感で適当だし、気がきかないし、家事も全然しないし、感情の起伏激しく、自分勝手でさらに記憶力は最悪だけど、

数少ない長所としては環境への順応性があること、与えられた状況のアレンジ力があること、それから基本的に前向きなことだと自負していますが、

その長所がここにきて発揮されているみたいです。ホッ(じゃないと、ホント良いとこ無しですからw)

 

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逆にいいことばっかり見せるのもあれなんで、悪い面も記録しておきます。

半年目にして、見えてきたのが、やはりモザンビーク人のマイナス面。

そしてそれとどうやって付き合うか。

やはり誰かを雇うというのは大変なこともあります。

 

カンボジア時代を振り返ってみてもそうですが、

最初の数ヶ月はカンボジアやカンボジア人のいいところばっかりが見えてきます。

変化に富んで刺激的で楽しい時期。

次にちょうど半年くらいした頃から、嫌なところが目についてきます。

平たく言うと、時間や納期を守らない、いい加減、などの

俗にいう、途上国(特に南の人の)気質にイライラしてしまうことです。

特にカンボジアでは仕事をしていたので、その辺でストレスがあったことも多々ありました。

そしてだいたい3年くらいすぎる頃から、そういうのもひっくるめて全部カンボジアを愛せるようになりました。

 

とカンボジアと重ね合わせてみると、まさに今半年目でモザンビークの人の嫌な部分が見えているのだというのが経験則として理解できます。

そして3年すぎる頃からそういうのも全部ひっくるめて好きになれる・・・はず(笑)

時間を守らない、お金を貸して貸して攻撃にあう、物買って買って攻撃に出くわす、ドタキャンする、ルールを勝手に変える、言ったことをやらない etc….

 

でもここも経験則として、

勝手にモヤモヤして黙ってないで、ちゃんと話し合う。目を見て伝える。間違っていると想うことを伝える。

相手の意見があるようならちゃんと聞く。そして度々褒める。リスペクトの姿勢を保つ。

ということを何度も繰り返しているうちに、けっこう改善されてきます。(はず)

 

あ、でも付け加えておきますと、

モザンビークの人たちは、とても人がいいし、紳士的です。基本的にちゃんとしてるしユーモアもあります。

そしておしゃれです。頭の形なんて最高にいいです。自分のゼッペキと比べていつもがっかりします。

だから大好きだし、大好きなところを引き出したいな〜と思います。

 

その辺、引き続きトライ&エラーで、勝手に親善大使として良好な関係を築いていこうと思います。

 

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モザンビーク生活はまだまだ続くのであります。